―二次元創作―

□華天
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『らんらんらん♪

 はっちが〜跳ぶ♪』


こんにちわ、皆さん。華欄 葵(カラン アオイ)です。

私は今、男子高校生と日常を共にしています。



『おっいけ〜の、まっわり〜に♪
 のっばら〜が、さっいた〜よ♪

 くるくるくる♪

 はっちが〜跳ぶ♪』




タ「いやいや、跳ばないからな!!!
 漢字違いだから、「跳ぶ」じゃなくて『飛ぶ』だろ?」


『ありゃ、そうだっけぇ?』

タダクニが私に小説または漫画等の特有の間違いを指摘する。


ヒ「おいおい、タダクニ。
 ツッコムとこはそこじゃねぇだろ。

 いいかァ?アオイ。もっとなめらかぁ〜に歌うんだっ!!!」


『んぁ・・?オーケーでっす、監督ぅ!!!』

すると今度はヒデノリが表現について指摘する。


ヨ「いや、ちげぇよ。

 らんらんらん、でも くるくるくるでもないってとこだろ!


 ぶんぶんぶんが正しい。」


『あっははー。そうでしたそうでした。
 いや、なーんかちがうとは思ってたんだよ。』

お約束、ヨシタケが言葉の違いを指摘。


タ「結局どこもかしこも間違いだらけってことだよな。」


『それは言わないって事で、・・・・。
 おねがいしゃーす。』


タ「・・・はいはい。」


ヒ「しっかし、アオイが来てから俺たち皆ツッコミになること多くなったよな。」


『私は別にぼけてないからね?
 素だから。』

ヨ「それはそれですげぇよな・・・。」


『いろいろ悲しいでっす。』

タ「まーまー、いいんじゃない?その方が面白いし。」

ヒ「確かにな。」


『受け狙いでもないからねっ!?

 ってか、今日宿題やりにタダクニの家行ってもいい?』

タ「ん?まぁいいけど・・・。」


『ひゃっふー☆ありがとータダクニ。
 私の学校勉強難しいんだよねー。』


タ「家に来たとこでなんにもならねぇけどな。」

『いーの、いーの!!
 誰かいてくれた方がはかどるだけだからっ!!』

ヨ「そいや、カランって一人暮らしだっけ?」


『おぅふ!!!そうだよっ!』


中学生のとき私はこっちの方に引っ越してきた。
私学の学校に通うために。

そこで出会ったのがこの方たち。
毎日公園で待ち合わせをして、話をしている。


ヒ「じゃ、俺らもタダクニんとこ行くか。」

ヨ「だな。」


タ「ま、いいけど。今日は妹もいるぜ?」



『おぉ!!いもうとぉ!!』


めーちゃんいるのか、・・・っしゃ。
可愛らしいよね、うん。

私、めーちゃん好きだよ。


あ、いや、そういう意味でなく。


ヒ・ヨ「・・・明日行くわ。」


『なぜにぃ!?いいじゃん、めーちゃん。
 可愛いじゃん!!!』


ヒ「ほーんと妹好きな、アオイって。」

ヨ「魔王だぜ?魔王・・・。」


『そんなことないよー?ホント可愛いじゃん。』


タ「顔はな。」


ヒ「顔は認めるのかよっ!」



タ「ん・・・まぁ、そこそこだと思うし。」


ヒ「ま、俺も思うけどな。」


ヨ「同感。」



結局、顔は認めるのかよっ!!!








こうして私たちは妹の顔について語りながら、タダクニの家に向かうのである。
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