P5 Story

□転入生〜西塔脱出せよ〜
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この
転入生〜西塔脱出せよ〜
はシリーズ作品
になっています。

下記の作品を
読んでからだと
さらに楽しめますよー


転入生シリーズ
転入生
転入生〜赤空の秘密〜
転入生〜西との接触〜
転入生〜いざ特別室〜



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親の転勤で
まだ高校に入学して
半年もたっていないのに
転校するはめになった
僕、坂田真(さかたまこと)
は赤空学園の東塔1年F組に配属された


赤空は1つの学校なのに
西塔と東塔があり
制服も違うらしい。

なぜ違うかというと
この赤空学園の
西塔は大手スーパーの
ココノカドウが運営してる学校。
東塔はライバル会社の
ジャフコが運営してる。

つまり、各会社の
金持ちな息子や娘が
赤空学園にいるわけです

しかし、真は親の転勤で
仕方がなくここに入学したので
西の金持ち生徒に
目をつけられた。わけです...

会社に関係がないなら
なぜ西に来ないで
東に行ったんだと。。。


もっと詳しく
知りたい人は
上にあるシリーズを
読んでからだと
わかりやすいですよー

シリーズ化は
とまらない〜♪(誰?











転入生〜西塔脱出せよ〜









「お前、やりかたが
何もかも卑怯だ。
お前には授業を
サボって助けに
来てくれる友達が
いるか?
どうせそんな性格
だからいないだろ。
俺は、ここまで
助けに来てくれた
友達を、暇人
呼ばわりして
馬鹿にするやつは
許さないッ!
役立たずのハゲは
お前だ。お前なんて
顔がいいだけの
中身のないクソ人間だ。
カニで言うと
カニ味噌のない
ただのカニだッ!
まったく。
この馬鹿野郎…」


多分、二人の
友達のうち一人は
加藤だ。
もう一人は知らないけど
とりあえず探さないと
気を失っているなら
危険だと思い
特別室をあとにした。



「う…坂田真め...
許さない。許すものか!
この俺を殴るなんて…」










-side 加藤-

「ん……こ、ここ
ここはどこだ!?」

加藤は目を覚ました。

周りは見慣れない
教室だった。

まだ、朝なのに
薄暗い…。

カーテンが閉まって
いるからだろうか。

隣には、兼田の姿が。

教室なのに
椅子や、机は
わずかしかなく
ここが備品倉庫
ということに
気づいた。

「おい、兼田!」

「うぅ…あと5分。。」

「何寝ぼけてんだ!
兼田起きろ!!」

「ん…えぇ!?
加藤!?
なんでお前が」

「俺たち、坂田を
探しに西塔に
乗り込んだだろ?
それで、特別室
の前まできて
坂田の声を聞いて
安心したら…」

「そうだ!誰かに
後ろから殴られて
気を失って…」

「ここにいるわけだ」

「じゃ、じゃぁ
坂田君は…?」

「中の様子は見てない
からなんとも言えない。
だけど、あの叫び声
からして、中で
乱闘したのは
確実だろう。」

-----------------

『てめぇら、スポーツ
をしてる人間として
恥ずかしくないのかッ!』

『くらえぇッ!』

-----------------

「…そうだな。
あの叫び声じゃ
中にいた西塔の
生徒は坂田君
にけちょんけちょん
にされたんだろーなー」

と兼田は笑いながら
言った。

「さて、ここから
どうやって脱出するか…」

「まぁ、任せなよ♪」

「任せるって?」

兼田はポケットから
携帯電話を取り出した。


兼田はかなりの
スピードで携帯を
いじっている。


カチッ!

そんな音と共に
携帯電話をとじた。




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