-sigh-


□ -sigh-第3話 -決断-
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まさか杏奈と美香までこっちに来てるなんて思わなかった・・・・。







杏奈は、私ほどではないけど、ここの世界についての知識が人並み以上にあるから、多分、大丈夫。






でも、






美香は・・・・まずい。








銀魂どころかアニメすらあんまり見ない美香。







私と杏奈以外の人とはあんまり話さない美香。








そんなあの仔がこんなところにきたら・・・・・っ!!!








私はいまさらながらことの重大さに再度きずいた。








どうすればいいんんだろ・・・








どうすれば・・。








私は神との会話をもう一回思い返す。












−私なら、できる−





−人を、信じる−











私が選んだ結論は−・・・







「・・・・体調は大丈夫です。・・・あの・・・お願いがあります。これから私が話すことを、真剣に聞いてください・・・お願いします!!!!!!」











私がだした結論は、みんなに話すことだった。







私のことを信じてくれなくてもいい。









だから、








私はみんなを信じよう。










私が今できることは、それくらいだ。









「え・・・?」









「何アルか・・?」









急に私が言ったもんだから、新八と神楽はどことなく戸惑っている感じだ。








しかし銀ちゃんだけは、何か思いついたかのように話し出した。










「・・・・あーはいはい。わかったよ?銀さんわかっちゃいました。これはアレだろ?えーっと・・・そう、アレだ。」








「何だよ!!!!」








間髪いれずに新八がつっこむ。









私もつっこみたかった。






でも、つっこむ前に唖然としていた。






・・・・・・・・・・・・・。










そっか、この人達(つーか銀ちゃん)に真剣を求めることが間違ってた。
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