キリリク
□KENDO
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注!3年Z組ネタです。。。
KENDO
『はぁ・・今日は最悪な日だ』
3−Zである日土方はそう思った。なぜかというと、今日は週に一回ある必修の剣道の授業の日だった。剣道部である土方にとってこんなに楽しく楽な授業はなく毎週楽しみにしていたのだが・・・・今日だけは違った。。。
「は〜い。お前ら、適当に防具つけてね〜」
そう。今日は体育の担当が休みで、なぜか代理の担当として我らが担任の坂田銀八が来ていたのだ。
『なんで、体育の教員でもねぇ、こいつがだいりなんだょ・・それも、剣道部員に授業させる気だしよぉ・・・』
銀八ははなから授業のやる気がなく、剣道部員にすべてをまかせてしまっていたのだった。
近藤は切れ○のためにお休みなので沖田と二人で何もかもをしなくてはならないので土方はとってもめんどくさかった。
「土方さん、どうしやす??いっちょ、ここは地稽古でもして全員をのしちまいますかい??」
地稽古とは、3〜4分間、1対1で行う試合形式の稽古のことで、時間内は防具が外れたとき以外はたいてい戦い続けるという強い人とやるとしんどい稽古なのである。
「お前が元で地稽古したら全員死んじまうだろーがよ。」
「じゃぁ、どうするんでぃ??」
「う”・・・打ち込みでいいんじゃねぇか??」
と、授業が始まったのだ。