キリリク
□一緒にいたいけど・・・
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ほんとは一緒にいたいけど・・・・・・・
神様はそれを許してはクレナイ・・・
一緒にいたいけど・・・
今日も一日市中警護・・・・土方はだるそうに街中を歩いていた。
「何で、天人のために町ん中歩きまわらにゃならんのだ・・・・だるい・・・めっさだるい・・・」
普段まじめで、真選組をまとめている土方でさえこの調子なのだ。ほかの隊士はもっとだれていた。
『あ〜ぁ。また、あいつらに注意しなくちゃなんねぇのかょ・・・・あいつらも、態度に表さずにまじめに働けっての・・・』
近藤には迷惑がかけられない・・・だから、自分でまとめなきゃならない・・・そんなことを考えているから、土方の疲労は溜まる一方だった。
考え事をしながら、土方が歩いていると後ろからいきなり刀を背中に当てられた。
「!!!?」
土方は驚きで立ち止まり硬直したように固まってしまった。
「よぉ・・・久しぶりだな〜土方・・・」