キリリク
□やっぱり・・・・
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やっぱり・・・・
「ふんふんふん〜♪」
銀時は浮かれ気分だった。なぜかというと、今日は初めて土方が・・・
『久しぶりに一緒に酒でも飲みに行くか??』
と誘ってくれてからだ。
「まっさか、あの多串くんから誘ってくれるなんてぇ〜」
と朝から浮かれ気分なのだ。
約束の時間になり屯所まで迎えに行くと、
「よぉ。」
と久しぶりに見る愛しき(?)人が立っていた。
「多串くーーーーん☆お久しぶり!」
「ばっばか!こんなとこで抱きつくな!隊士のやつに見られたらだめだろ!」
とあっさりかわされてしまった。少し落ちこんだが、これから一緒に過ごせると思うとすぐに機嫌を直した。
そして二人はある居酒屋に入った。その場所がこれから始まるバトルの会場になるともしらずに・・・・。
「ほんと、うれしいなぁ!まっさか、あの多串くんが、俺なんかを誘ってくれるなんてねぇ!」
「だってよぉ、最近忙しくて全然飲みに出てなかったし、一人で飲むと俺、酒弱いから周りに迷惑かけっから誰かと一緒に行かなきゃまずいだろ??」
土方が照れながら言うと、
「ふぅん。。てことは、面倒見てくれりゃぁ誰でもいいってわけ??」
とにやにやしながら聞いてきた。