企画1
□光
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「土方ぁ〜。メシ、もってきたぞ。」
ガラっと襖を開けてみるといるはずの土方がいなくなった。高杉は手に持っているなべを落としそうになった。
”イナイ・・・・イナクナッタ・・・”
「そんなところにつったってると通行の邪魔。」
「・・・・・。」
ぱっと振り返れば、そこには土方の姿があった。
「おっ!!なべか!!何だ??中身はなんだ??もしかしてスペシャルマヨなべか??」
笑顔の土方に高杉はなべを横に置くと土方を抱きしめた。
「おぇ??いきなり何すんだよ??高杉??」
「いなくなったかと思った・・・。」
「あぁ??トイレだよ。トイレ。そんなに心配すんなっての。」
土方は言った。
『モウ・・・・時間ガ・・・・ナイ・・・。』