企画1
□光
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高杉はすっと立ち上がると部屋から出て行こうとした。
「高杉ぃ!!」
「あ??なんだ??」
「真選組に戻ったら、今までよくしてもらったお礼に、俺がお前を捕まえてやるよ!!」
土方はにかっと笑顔を見せた。
「ばぁか。お前みてぇな弱っちいやつに捕まるか。」
「何だとぉ!!」
「はは。なんか食いもんもってくるわ。」
「おぅ!!ありがとな。」
高杉は襖を閉めた途端座り込んだ。
『どぅすればいいんだ・・・・。一緒にいたい・・・けど・・・いれない・・・・こんな気持ちは初めてだ・・・こんなにどうして苦しいんだ・・・これは・・・これは・・・・
今までの罰なのか・・・・』