企画1

□光
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「体、ナマっちまうよ。」

「ばぁか。元が弱ぇんだから一緒だっつうの」

「お前・・・失礼なやつだな・・・切っていい??切っていい??」

”楽しい”何とも意味のない会話だけれど、ふとした動作だけれども、”楽しい”。高杉はそう思った。しかし、その裏には、犠牲の上に立っている幸せなど長くは続かないという恐れも一緒に備わっていた。

「そろそろ、真選組に戻んなきゃな。」

「・・・・・。」

土方の言葉が胸に突き刺さる。そうだ・・・俺とお前は住む場所が違う・・・もうすぐ時間切れだ・・・そう実感させてくる。

「・・・くな・・・。」

「ん??なんか言ったか??」

「行くな!!戻らないでくれ!!」

そう叫べればどんなによかったか・・・。

「いや・・・なんでもないさ・・・。」

「変なやつ・・・。てか、過激テロリストにまともなやつはいないかな。」

と土方は笑った。
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