銀魂

□LIAR
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土方は何も気にせず歩いていった。すると、銀時がいきなり土方の腕をつかんだ。

「いたっ・・・急になにっ!!・・・すんだ??」

土方はまたいつもの悪ふざけをと振り返ると、そこにはいつもと違うまじめなそいつがいた。

「聞いて。俺ね・・・次の仕事で死んじゃうかも・・・。」

「えっ・・・・・なんで・・・・。」

「仕事はプライバシーだから大声ではいえないけどね・・・多串くんには言わなきゃって・・・。」

「そ・・・そぅなんだ。しかたねぇよな・・・仕事なんだし・・・俺らだっていってみりゃぁ、死と隣り合わせなんだし・・・。」


『なんで・・・なんで・・・こんなに、おれ・・・動揺してんだろ・・・・・


バカミタイ・・・・』


「まぁ・・・がんばれよ・・・」

土方は銀時と視線を合わせず、俯いたまま銀時の肩を叩いた。


『俺だって・・・いつ死ぬか分かんないけど・・・やばい・・・銀時の顔みらんねぇ・・・見たらきっと・・・




泣いちゃう・・・・』
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