ろんぐ
□第一章
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「おっとでけぇ。」
俺はとある学園、『富士山学園(ふじのやまがくえん)』という超超超超お金持ち学園の正門の前にいる。
あ、富士山とは関係ないよ☆
全く別のところにあるよ!遠いよ!
やだ…超帰りたい。
なんかどうしよう、やる気も意欲もさようならしたよ。つらい。
おっと、自己紹介がまだだった。
俺の名前は桜木真樹(さくらぎまき)。花も恥じらう15歳です☆偽名だよ☆
あ、だめだこのテンション。普段と違いすぎて無理無理。
と、いうことで絶賛迎えが来るの待ちだよ!
校門の前でね!
♪〜
あ、メール。
開封っと。
何々、
「学園に着いたら校門にあるインターホンを押すか理事長にラブコールしろよ…って誰がラブコールするか若作り親父!」
そもそも携帯番号知りません。
てか時間くらい連絡しておいてくれマイダディー。