間違えやすいもの
【か】 11件
【鍵を掛ける (かぎをかける)】
扉や蓋などが閉まったまま開かないように鍵をつかって固定すること。施錠すること。
例「誰にも盗まれぬよう錠前に鍵を掛けよう」
※錠前とは鍵を差し込まれる方で、鍵は差し込む方です。二つ纏めて『鍵』と括ってしまうようですが。
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【かけ離れる (かけはなれる)】
遠くへだたって離れる。また,大きな違いがある。
例「理想とはかけ離れている」
※独自に調査したところ『掛』と『懸』、二通り在りましたが、判別つきませんでした。一般的には平仮名表記で良さそうです。
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【影が差す (かげがさす)】
影が出来る。不吉な兆候が現れる。また,病気の兆候が現れる。
例「前途に不安な影が差す」
例「顔に影が差して、表情を窺い知る事が敵わない」
※『差』が『射』でも、間違いではなさそうですが、日光関連的な意味では『射』の方が雰囲気に合っている気はしますね。
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【影が射す (かげがさす)】
姿や影法師がちらっと見える。また、そこに現れる。
よくないことなどが起こりそうな気配がする。物事の先行が怪しくなる。
例「噂をすれば影が射す」
※『射』が『差』でも、間違いではないです。『射』の方が日光関連的な意味では雰囲気が合ってる気がしますね。
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【傘を差す (かさをさす)】
例「雨が降ってきたので傘を差して帰ろう」
※手で物を上の方に上げる際に『差』を使用します。そういう意味では「翳す(カザス)」でも良さそうな気はしますね。
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【硬い (かたい)】
石や金属が外力に強い。
融通が利かない。生真面目だ。内容が浮ついていない。
例「この壁は硬くて壊せそうにない」
※『硬』は主に現物(実際の品物。また,現にある品物)に使用すると良いかも知れません。
※「固い拳」「硬い石」みたいな曖昧な境目ですね。
※迷うくらいなら『硬』は石や壁、地面とかの無機物だけに使用しようと決めてしまえば楽かも知れません。
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【固い (かたい)】
弾力がなく,力を加えても容易に変形しない。よくしまっていて,崩れにくい。また,しっかりと合わさっていて離れにくい。
例「僕達は固く握手を交わした」
※『固』は『堅』と表記しても間違いではなさそうです。
※どうしても使い分けたい場合は『固』は物理的(掌とか握手とか)なもの、『堅』は内面的や精神的(性格とか信条とか)なものという感じにすると良いかも知れません。
※でも「固く」という文だと『絶対に許さないさま』という意味があるんですよね。「彼の助けを固く拒絶した」みたいな感じですかね? 使い分けが難しいです。
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【堅い (かたい)】
よくしまっていて,崩れにくい。また,しっかりと合わさっていて離れにくい。
手堅い。堅実。確実。
例「頭が堅い君と話していてもつまらない」
例「空気が堅くて息が詰まる」
※『堅』は『固』と表記しても間違いではなさそうです。
※どうしても使い分けたい場合は『固』は物理的(掌とか握手とか)なもの、『堅』は内面的や精神的(性格とか信条とか雰囲気とか形式とか)なものという感じにすると良いかも知れません。
※でも性格面であろう頑固は『固』を使用しているんですよね。使い分けが難しいです。迷うくらいなら『固』で統一させた方が良さそうですかね。
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【敵わない (かなわない)】
〜することができる。また、〜することが許される。
例「この不況下では就職も敵わない」
程度がひどすぎて,やりきれない。堪らない。
例「この軍勢になんて、敵うわけがない」
※こちらは「〜て」や「〜で」の場合に使用します。
※可能不可能な要素を含んだ文章に使用出来る漢字だと覚えれば良いかも知れません。
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【替わる (かわる)】
古いものを取り除き,新しいものをもってくる。入れ替えたり取り替えたりする形で,他のものをもってくる。
例「いっそ勤め先を替えてみようかな」
例「ターゲットを替える」
※会社や世代など、何か新しいものとかえる時に使用すると良いかも知れません。
※あとは、「両替」という言葉があるように、金銭関連にはこちらの漢字にすると良いかも知れませんね。
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