間違えやすいもの

【あ】 7件

【遭う (あう)】
 
 この漢字を使用する際は好ましくないことに出会った時に使用しましょう。
 ※よく間違われる『遇』は、(特に支障の無い)物事と出会う際に使用すると見分けが付くかも知れません。
_____
 


【遇う (あう)】
 
 この漢字は(何でもない)物事と出会った際に使用しましょう。
 ※よく間違われる『遭』の漢字は好ましくないことに出会った時に使用すると良いかも知れません。
_____
 


【味わわせる (あじわわせる)】
 
 うまみや面白みを感じ取らせる。体験させる。
例「この苦しみを味わわせてやる」
 ※よく「味あわせる」と間違われますが「味わう」からの「味わわせる」なのでこちらが正しいようです。
 ※迷った時は「味わわせる→味わう」と、「味あわせる→味あう」、どちらが発音的に正しいか思い出しましょう。(貴方の口は「味あう」なんて発音しませんものね)
_____
 


【焦りに駆られる (あせりにかられる)】
 
 焦りの気持ちが沸き起こり、早く何とかしないと、と内心で急きたてられるさまなどを意味する表現。
 例「焦りに駆られ間違えてしまった」
 ※『焦燥に駆られる』『焦燥感に駆られる』とも使用出来ますね。
_____
 


【暖かい (あたたかい)】
 
 寒すぎもせず、暑すぎもせず、程好い気温である。
 金銭が充分にある。
 色感がやわらかく、冷たい感じがしない。
 例「今日は暖かいから絶好のピクニック日和だ」
 例「今は懐が暖かい」
 例「暖かな色調の部屋で落ち着くね」
 ※気温のように身体全体で感じる表現には「寒い」と使いますよね? その反対語は「暖かい」です。逆に、部分で感じたり心で感じたりする表現には「冷たい」と使いますよね? そしてその反対語には「温かい」と書きますよね。
 ※『温』の反対語は「温水〜冷水」や「保温〜保冷」などから分かるように『冷』、つまり「冷たい」です。一方、『暖』の反対語は「寒暖計」「寒暖差」などから分かるように『「寒』、つまり「寒い」です。
 ※「冷たい心の持ち主」とは言っても、「寒い心の持ち主」とは表現しませんよね? だからこの場合は「冷たい」の反対語を用いて「温かい心の持ち主」というように、反対語を一度持ち出して考えてみましょう。
_____
 


【温かい (あたたかい)】

 冷たくなくて快い。
 労りの心がある。愛情や思いやりがこもっている。
 例「温かいスープに心癒される」
 例「彼らは僕を温かく迎えてくれた」
 ※ 物体や心で感じるものに対して『温』を使用すると良いでしょう。
 ※『温』の反対語は「温水〜冷水」や「保温〜保冷」などから分かるように『冷』、つまり「冷たい」です。一方、『暖』の反対語は「寒暖計」「寒暖差」などから分かるように『「寒』、つまり「寒い」です。
 ※「冷たい料理」とは言っても、「寒い料理」とは表現しませんよね? だからこの場合は「冷たい」の反対語を用いて「温かい料理」と表記するのです。
_____
 


【後を付ける (あとをつける)】
 
 行動などを探るために,人のあとを気づかれないようについていくこと。
 例「彼女達が心配だから後を付けて様子を見よう」
 ※もし尾行を頼むのなら「彼女に尾行(尾行をしてくれる人のことですね)を付けよう」と表記すると良いかも知れません。
 ※迷うくらいなら平仮名でも何ら間違いではありません。
_____
 



[戻る]



©フォレストページ