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【な】 6件

【泣く (なくあ)】
 
哀咽(あいえつ)
悲しみで声をつまらせること。

哀泣(あいきゅう)
悲しんで泣くこと。

哀叫(あいきょう)
悲しそうに泣き叫ぶこと。

哀号(あいごう)
人の死を悲しんで大声で泣き叫ぶこと。

哀哭(あいこく)
声をあげて泣き悲しむこと。

阿鼻叫喚(あびきょうかん)
悲惨な状況に陥り、混乱して泣き叫ぶこと。

雨雫(あめしずく)
涙を流して泣くさまの例え。


【泣く (なくい)】
 
否目(いやめ)
悲しそうな目つき。

飲泣(いんきゅう)
声を抑えながら忍び泣くこと。

嘘泣き(うそなき)
泣くふりをすること。

打ち顰む(うちひそむ)
顔をしかめて泣き出しそうになる。

潤み声(うるみごえ)
涙がちの声。今にも泣きだしそうな声。

嬉し泣き(うれしなき)
嬉しさのあまりに涙を流すこと。

おいおい
大声で激しく泣くさま。また、その声。
「大の男が―(と)泣きだした」

嗚咽(おえつ)
声をつまらせて泣くこと。
「遺体にすがって―する」

大泣き(おおなき)
大きな声をあげて泣くこと。激しく泣くこと。

御涙頂戴(おなみだちょうだい)
映画や演劇などで、観客を泣かせるように作ること。また、そういう作品。

おろおろ声(おろおろごえ)
取り乱したときの、不安に怯え今にも泣きだしそうな声。

おろおろ涙(おろおろなみだ)
取り乱して分別もなく泣いて流す涙。

顔で笑って心で泣く
辛くて泣きたい心情を抑えて、顔だけは楽しそうに笑う。

託ち泣き(かこちなき)
恨み嘆いて泣くこと。

片泣き(かたなき)
独りで泣くこと。

感泣(かんきゅう)
感激のあまりに泣くこと。


【泣く (なくう)】
 
欷泣(ききゅう)
啜り泣くこと。

欷歔(ききょ)
啜り泣くこと。

泣血(きゅうけつ)
目から血が出る程、ひどく泣き悲しむこと。

泣哭(きゅうこく)
泣き叫ぶこと。

泣訴(きゅうそ)
泣いて訴えること。嘆き申し述べること。
「窮状を―する」

泣涕(きゅうてい)
涙を流して泣くこと。

叫喚地獄(きょうかんじごく)
熱湯や猛火の中で苦しめられ、泣き叫ぶ所。
愚図る(ぐずる)
機嫌が悪くて泣いたり拗ねたりする。むずがる。

哭声(こくせい)
泣き叫ぶ声。

さめざめ(さめざめ)
しきりに涙を流して静かに泣くさま。


【泣く (なくえ)】
 
残涙(ざんるい)
涙のあと。泣いたあとの顔付き。

下泣き(したなき)
心の中で泣くこと。

忍び泣く(しのびなく)
人目をはばかって,声を立てないように泣くこと。

締め泣き(しめなき)
声を抑えて泣くこと。

湿り泣き(しめりなき)
声も立てず、静かに泣くこと。

辛気泣き(しんきなき)
焦れったくて泣くこと。

啜り泣く(すすりなく)
声を抑えて,息を小刻みに鼻から吸い込むようにして泣く。

空涙(そらなみだ)
悲しいふりをして流す涙。偽りの涙。

共涙(ともなみだ)
人が泣くのに同情して自分も泣くこと。もらい泣き。
「―を誘われる」

泣き声(なきごえ)
泣きながら話す声。また、泣きそうな声。

泣き叫ぶ(なきさけぶ)
大声で泣く。泣きながら叫ぶ。

噎び泣く(むせびなく)
息をつまらせて激しく泣く。声を飲み込むようにして激しく泣く。

酔い泣き(よいなき)
酒に酔い、ものに感じやすくなって泣くこと


【懐かしい (なつかしい)】
 
懐旧(かいきゅう)
昔を懐かしむこと。

懐古(かいこ)
昔のことをしのび,懐かしく思うこと。

懐かしい(なつかしい)
過去のことを思い出して,それに心が引かれる気持ちである。

懐かしむ(なつかしむ)
過ぎ去った事柄を価値あるものとして心から慕う。


【悩む (なやむ)】
 
患う(わずらう)
あれこれと思い悩む。



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