D.Gray-man小説
□✝第三話✝後編
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「うわぁ〜Akumaってこんな形してるんだ……これこそ頭狂いそうだな……」
ルイは苦笑いして後ろに後ずさる。
「一応、イノセンスで……やってみないとな♪心絆!!形にするものは大鎌♪」
ルイは馴れた手付きで大鎌を振りまわす。
レベル1のAkumaは軽々と壊す。
しかし、少し離れていたレベル2には攻撃があたらなかった。
「ヤバいな、初任務でレベル2がいるって♪」
ルイは笑いながらも大鎌から銃の形にする。
「これで壊れてくれないと俺が困る」
「Akumaがお前の事なんて知るわけねぇだろ」
「それはそうさね♪」
「あちゃ〜………………2人とも来ちゃったか」
「初めてにしては頑張ってるさルイは、だから後は俺らに任せるさ♪」
「無理」
ルイは即答で答える。
「えぇ〜……」
「ごめ、わかった。後は任せた」
「そうじゃねぇとな」
神田は六幻を発動させレベル2たちに切りかかる。
ラビも大槌小槌で戦いに行く。
「ハハ……2人ともすげぇ♪」
「ちょ、こいつに攻撃がアタンねぇさ!!!」
「六幻が……」
「えぇ〜。じゃぁ幽霊の正体はAkumaってことか!?やべぇ!カメラ宿においてきた!!」
「問題はそこさ?」
「じゃぁ、何で攻撃があたんねぇの?!」
「もう言い換えても遅いさ…」
ラビとルイで話してるうちにレベル2のAkuma1体は逃げて行く。
「あーーー!!!くっそ〜ラビのせいで逃げたじゃんか!」
「なんで俺のせいさ?!ルイが変なギャグ言ってるからさ!!」
「ギャグじゃねぇ!あれは本心だ!!コムイに写真とってきてって言われたからだ!!」
「おい、あのAkuma教会に入ったぞ」
神田だけAkumaの行き先を見ていたらしく2人に話しかける。
「知るか!!!!!!!!」
ルイはラビとの話に集中しすぎて何も聞きはしない。
「チッ…俺は行くからな」
「勝手に行ってどうぞ!!」
神田はルイが一言いう前に教会のほうへ走って行く。