D.Gray-man小説
□✝第三話✝後編
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神田がどこか一人で行動するといった後・・・
「暇……ものすっっっっっごぃ暇なんだけど……ラビ〜……」
宿にいた。
何分か前に町の教会や家を訪ねてはみたが、誰もいなくなっていているのは外にいる人達だけだった。
しかし、外にいる人達に話しかけても誰もが何も聞こえてないのと同じくらい無視。
一回ルイが切れて、暴れたがそれすらも見えてないような………――――――
「俺も暇さ…」
「なんかなぁ〜…Akumaとまだ一回も俺戦ってないよ…?」
「知らないさ……」
「もう、俺寝よっかな……」
ベッドに飛び込むルイ。
「そうさね。明日、もう一回町の人たちの所に行けばいいんさ♪」
「ぅ〜ん…………」
――――――おじさん達誰?俺を何処に連れてくの…?
……………ここ何処?何するの?
何これ…?俺に何するの?
やめてやめてやめて―――
痛いから…やめて―――――――――ッ!!!!!!!!
ルイは目を覚ます。
「また……またこの夢か」
時間はまだ夜中の2時くらい。
ラビもまだ寝ている。
「気分転換でもしないと……頭が狂いそう。」
イノセンスに適合してからこの夢ばかりが続く。
宿を出て町の中をルイは歩く。
「エクソシスト様ですか……?」
いきなり話しかけられてルイは驚く。
「あ、えっと、一応はそうですけど……なにかあったんですか?」
ここは笑顔を見せないと…とルイは軽く笑顔を作る。
「そりゃぁ…………エクソシストなら殺さないとな♪」
「…………Akuma?」
町の人の姿をしていた物…Akumaが姿を現す。
それと同時にいくつものAkumaがルイの周りに集まってくる。