織姫高校〜一年前期〜
□転入日
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2014年4月15日。
僕は父親の転勤でこの織姫高校に転入してきた。
前の高校は入学して1週間で転校してしまった為友達も出来てない。
恭平「にしてもここは?
・・・もしかして迷子?」
こればまずいぞ。
あと10分ぐらいで授業も始まってしまう。
転入初日の遅刻程ダメなものはない。
恭平「あれ? あの制服の人・・織姫高校の人だ!」
僕は直ぐ様彼に声をかけた。
恭平「すいません。織姫高校ってどっちですか?」
??「えっ? あぁこっちだよ。良かったら学校まで一緒に行くかい?」
恭平「いいんですかぁ?!」
??「別に構わないよ。ところで君は何年生?」
恭平「確か・・・1年A組です。でも今日が転入初日なんで。」
??「君が転入生の子か!話は聞いてるよ。僕はA組の委員長をしている樹威だ。よろしく。」
恭平「あっよろしくお願いします。僕は恭平です」
樹威「恭平だね。覚えとくよ。。。ちょっと待て。。今何時だ?!」
恭平「8時10分・・。」
樹威「ヤバい!!完璧に遅刻だ!」
恭平「うそーーー!」
樹威「走るぞ!」
なんだか転校初日から大変なスタートでした。
第2話へ。