夢の世界
□第四夜
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―――放課後―――
今日が確か理事長の所に行く日だったはずだよね?
クスッ 行ってみようかな…。
………………
零「帰れ!!」
「へ…え!?あの私…」
零「…いいから… ダン
早く帰れ!!」
たっ 「ごっごめんなさい」
『クスクス…かわいそう。あんなに怒鳴らなくてもよかったんじゃない?』
零「何のようだ!!」
『フフッ そろそろ我慢できないんじゃないかなぁと思って…』
零「何の事だ…」
『苦しそうね…。隠さなくてもいいわよ。血が欲しいのでしょう?』
零「なんでお前がそのことを知っている!この事は理事長しか知らないはず…。
それにお前からは気配が感じない!!
お前は何者なんだ!!」
『………そうね……教えてあげるは…。
私は…多分この前の事でうすうすわかっているとおもうけど、私は…ヴァンパイアよ。それも枢…玖蘭 枢の一応妹よ…。』
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