ぴちぴちピッチ
□奇跡
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確かに私は消えたはず、消えた"はず"だった。
一度目を覚ますも、愛する人の腕の中で再び眠りについた…はず。
でも今私の前に広がっている光景はそれを否定しているかのように、有り得ない光景だった。
それはついさっきのこと。
私がふと目を覚ますとそこはあの小屋。
大切な、あの人との思い出の場所。
でもこんなことは前にもあった。
一度目を覚ました時もここで目覚めた。
だけど、何かが違う。
あの時とは何かが違う不思議な感覚。
そんな感覚を覚えながら私は外に向かう。
ドアを開けるとそこには、眩しいほどの青空が広がっていた。
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