傷を癒す三人
□雨から晴れへ
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「はぁ・・・はぁ・・・報告します!」
「あ、暗部?」
「里に向かう敵、数千隊がこちらに向かっているとの事です」
「そうですか。__、__、行きますよ」
「はい。__兄様」
「あぁ」
「今、なんて・・・」
「いっちゃうの?」
「カカシ君はここを護って」
「はい。__様」
「__君、__。いるんでしょう?」
「敵が向かっていると聞いて、帰ってきました。大丈夫なのですか?__様」
「数千隊を相手にするなんて、無理ですよ」
「__。僕の通り名を忘れましたか?」
「__様。あの時のクナイは、まさか?」
「こんな時の為に術式クナイを張り巡らしていたんですよ。嫌な予感はしてましたから」
「もういいよ。疲れちゃった」
「でも、知らないのにこんな事を・・・」
「知らなくて、当然だ」
「この事は里の最高機密になっているからね」
「受け入れるか、受け入れないかは、お前達の自由だ」
「カカシ君、後は任せたよ」
「はい」