中忍選抜試験
□第六章
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「何で言わなかったのよ?イビキ」
とアンコは、イビキを睨みながら言った。
「言ったら、言ったで、すっ飛んで来るのが目に見えていたんでな」
とイビキはアンコに言い返す。
「それでもさ。言ってくれたっていいじゃない・・・」
とブツブツと話すアンコ。
「イズモとコテツにも言わないか。俺も知らなかったんだからな」
とアンコの矛先をイズモとコテツに向けられた。
「イズモ兄ちゃんとコテツ兄ちゃんは関係ないってばよ。オレが口止めしたってばよ」
とイビキとアンコの間に入ったのが、ナルトであった。
【ここで内乱をおこしてどうするのかな?2人とも】
と無言の睨みを2人に向けた。
2人は、一瞬、ビクッとした後、何事もなかったように接するため声を出した。
「そういうことだったんだな。2人とも」
とイビキはイズモとコテツを見た。
「私も大人気なかった。すまない」
とアンコも誤る。
これにより、4人はナルトの言うことを聞く忠実な部下であることを皆に植え付けたのだった。