短文

□別れたくない
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生まれてきた子は、あの人との子ども。

私はうずまきの里の忍びだった。私達の里は壊滅し、両親は死んでしまった。私は木ノ葉の里に逃げ込んだ。

私は幸せを知らない。知りたくなかった。でも、あの人に出会って、私は幸せを知ってしまった。この子には、私のように人生を歩んで欲しくなかった。

いやー。連れて行かないで!その子には幸せに育てたい!

『ごめんね。クシナ。里の為なんだよ。それに僕の子なら、何時か必ず・・・』

生まれて間もないあの子は、何を支えに生きていけばいいの?私は、私は、もう無理。育てられなくて、ごめんね。ナルト!

2人は帰らぬ人になった。母親は出産中毒で、父親は九尾を屍鬼封尽した為である。

母の名は、うずまき クシナ。
父の名は、波風 ミナト。通り名、黄色い閃光であり、四代目火影である。
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