短文

□託されて
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お前に託されてから、もう何年になるかのぉ。

お前の子は、お前によく似ておる。
あの子が笑えば、ワシはお前を思い出す。

『この小説の主人公の名前…頂けませんか?』
『ナルト、素敵な名前です』

あの子は確かにお前達の子だ。

師である三代目はあの子がお前の子だと隠し通すらしい。
お前の子だと分かれば、《黄色い閃光》と謳われていた子と分かれば、他の里まであの子を殺しにくるはず…そう考えたに違いない。

あの子は、この里の英雄なのにのぉ、ミナト。

お前の子は、お前の名字を付けず、うずまき ナルトになった。

だか、お前の子はお前に憧れるだろうのぉ。

四代目火影が父親だと知れば、ワシか綱手に聞いてくるだろうのぉ。
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