短文
□護ってみせる
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先生に言われて、僕は時々、自来也様のところに行く。
アレさえなければ、先生の家族は幸せに暮らしていたはず。
僕の腕の中で寝ている子どもは、自分の中に封印されているモノがどれだけ、恐れられているか知らずに育つ。
この子は、紛れもなく、先生の子ども。英雄の子ども。嫌み嫌われる過酷な試練を背負った子ども。
何故、この子は幸せが訪れないのだろうか?
運命という道であるのなら、僕は、先生の忘れ形見を護ってみせるよ。
ずっと側にいるからね。ナルト。
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