短文

□君達に出会って
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僕は君達に出会えて良かった。
君達に出会わなければ、僕は孤独だっただろう。

化け狐と罵られ、大人達はあの目で見る。
僕は同い年の子どもと遊びたくて、バカを演じていた。
優秀過ぎると皆に嫌われるから。

暗部に入隊したのは、父さんである四代目が里を愛し誇りに思い守り続けたから。
そして、三代目の恩返しをするために守りたかったから。

いつも1人で周りに誰もいなかったのに、君達は僕に気付いて、近付いてくれた。

僕の周りの人を巻き込みたかった。
だから、追い払ってた。
でも、君達は近付いてきた。
どうしてなんだ?と思うほどだった。

僕に光をくれたのは君達だった。

君達も同じ経験者だと知ったのは、三代目に言われたからだった。

そして、僕達は三代目に守られ続けるのが後ろめたくなった。

僕達は自分の身を守るために、トップになった。

嫌み嫌われていた里を守るよ。
大人達に何と言われようとも僕達が里を守り続けるよ。

そして、僕達の正体を知ったら、僕達のことを理解して、受け入れて。
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