中忍選抜試験

□第六章
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第二の試験

第一の試験会場の窓を破り、入ってきた者がいた。
第二の試験官である。みたらしアンコだ。バックに、大弾幕を広げて、前にどうどうと構える。

「次 行くわよ 次ィ!!!ついてらっしゃい!!!」
となんだか、ナルトにそっくりだった。

「うそぉ〜、ナルトじゃない?やっほ、ナルト〜」
とナルトを見つけたアンコは、呼びかけた。

「あんた、知っている人なの?」
とサクラはナルトに呼びかける。

これも、作戦の内なのだった。

「オレってば、小さい時に、じいちゃんの所で育ったんだってば、そこで、教育係がいて、その人達に育てられたんだってばよ。その中の1人がアンコ姉ちゃんだったんだってばよ。久しぶりだってばね。アンコ姉ちゃん」
とサクラに説明をするのも作戦なのだった。

「逢えないから、心配したんだよ。ナルト」
とナルトを抱くアンコ。

「忙しかったんだってばよ。カカシ先生のせいでさ」
とナルトはアンコの神経を逆撫でた。
【ばらさないでよ?これは、僕達の任務が混ざってるんだからね】
とナルトはアンコに圧力をかけた。そのことに気付くのは、暗部に属する者でしか気づかない。
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