過去
□NARUTO
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*幼き頃*(サスケ編)
俺は、ナルト達に会うまで、写輪眼を隠していた。
うちは一族は、幼い子どもの真の写輪眼の覚醒を嫌ったから。
ナルト達に会い、ナルト達の為だけに使おうと決めた。
ナルトとの出会いは、俺の好きな修行の場所だった。
いつも通りに、修行して、帰るつもりだった。
ある1人の男に会うまでは。
「うちは サスケだね?」と1人の男が言った。
「それが、どうした?」と俺は聞き返した。
「イタチ君の言っていた通り、ココで、修行してるんだね」と兄さんの名が出てきて、驚いた。
「月夜様。何処ですか?月夜様!」と兄さんの声が近づいてくる。
「月夜様?あんたは、暗部総隊長の蒼炎なのか?」と聞いた名だったからこそ、問いかけた。
「君は、僕と同じ、孤独を感じているね。でも、一族だけ。僕との違いだね。僕は、里人に嫌み嫌われてるから」と蒼炎は言った。
【嫌み嫌われている】とは、どう言う意味だろうか。
うずまき ナルトなら、別だ。本当の意味で、嫌み嫌われてるから。
「月夜様。ココにいらっしゃったのですね」と兄さんが現れて、蒼炎に言った。
「兄さん!蒼炎!もしかして、蒼炎はナルトなのか?」と2人に言った。
蒼炎は、驚く事なく、二ヤッと笑った。
兄さんは、青ざめいたけどね。
「サスケ君。僕のこと、どう思う?」と聞かれ、
「四代目火影は、悲しかったと思う。自分の子どもを犠牲にしたから。ナルトは、俺達、木の葉の里の英雄だと思っている」と話した。
「サスケ君。暗部に入らない?」と聞かれ、
「はい。蒼炎とナルトに、忠誠を誓います」と俺は、スラスラと言葉が出ていた。