Present
□卓球の王子様
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「なんで卓球台が!?」
「アルコバレーノが商店街のくじ引きで当てたそうですよ」
「よかったじゃない」
…WHY?
この声、気配、嫌な予感が恐ろしいほどする。
後ろにいるけど振り向きたくない。
存在を知ったら終わりな気がする…
「どうしたんですか?せっかく貴方の愛しの六道骸が来てあげたというのに〜」
「バカなことぬかすな、このパイナップル」
「お黙りなさい雲雀恭弥!!!!」
やっぱこの2人かよっ!
あー最悪だぁ〜。
なんでいるの?玄関の鍵はちゃんとかけたよ?
「どっから来たんですかあんたら」
「「窓」」
「窓も鍵しめてたんですけどーー!!!!?」
「「割った」」
「ざけんなーーっ!!!」
うぐ…っ
疲れた。ツッコミだけで疲れたよ。
「ところでさ、僕卓球やりたいんだけど。やろうよ綱吉」
「へ?で、でも…」
「何を言うんですか!綱吉君は僕とするんですよっ!!」
「いや、オレやったことないからわかんないんですが」
オレを無視しバチッと火花が鳴る。おいおいおいちょっと待てよ
「こうなったら綱吉とどっちがするか卓球で勝負つけようよ」
「あの、平和的でいいんですが人の話聞いてますか?」
「いいでしょう!綱吉君を賭けて勝負です!!」
「賭けるもん違うじゃねーか!!!!あとオレの話を聞けェェェェ!!!!!」