Present
□いつもの応接室
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みなさん知ってますか?
応接室は本来誰かをもてなすとかそんな感じの部屋なんです。
まちがってるかもしれないけど、それは気にしないで。
でも並中の応接室は誰がどう見たってそういう場所じゃないよね…?
だって、
「さぁ綱吉、僕と愛を育もうじゃないか!」
「それは雲雀さんのセリフじゃありませんよねっ!?どちらかといえば骸のセリフですよね!!?」
天上天下唯我独尊風紀委員長・雲雀さんの縄張りと化してるんだもの。
そしてこんな会話を繰り広げているのも応接室である。
そして雲雀さんはハァと溜め息を吐きながら言った。
「全く…僕をあんな変態南国果実と同類にされるだなんて心外だね。僕はただ綱吉とヤりた「ストーーーップ!!!!貴方のキャラはどこへ行ったんですか!?冷酷非情な雲雀さんはどうしたんですか!?そして風紀委員長が風紀を乱すような発言をしていいのかーーっ!!?」
「ワォ一息で言い切ったね。すごいじゃない」
パチパチと手を叩く雲雀さん。
拍手なんていらないよ。拍手よりオレがほしいのはこんなハッチャけてない雲雀さんだよ。
「僕のどこがハッチャけてるっていうのさ」
「読心術!?」
「僕に不可能はないからね。それはともかくヤろうか此処で」
「ヤるとかいうなぁぁぁぁ!!!!それに応接室はそんなことをする場所じゃないっ!」
「えー…」
「『えー…』でもないですからね!!」
「全く…仕方ないね」
そういうと、雲雀さんはどこからともなく黒のアタッシュケースを取り出しオレに差し出した。