小ネタ

ネタ置き場。
たまにTTS裏話。
◆お茶会 圭

(「におい」のつづき)


「久しぶりね、尚護^^」

「ああ^^ファー、久しぶり^^」

「トーヤが言っていたのはこの木かしら?」

「うん。沈丁花っていうんだ」

(目を瞑って香りを嗅ぐ)
「………本当に、いい匂いね^^…ふふ。確かに尚護の匂いだわ。いつも香っていたのはこれだったのね」

「そんなに匂う?」
(くんかくんか)

「ふつうの人にはそれ程でもないと思うわ。私やトーヤは鼻が利くから」

「うん。俺にはあんまりわかんない」
(尚の首にがっちり腕を回す)

「バロル」

「でも確かに、抱きついた時とか匂うかも」
(くんくん)

「ふふ^^バロルの愛情表現は分かり易いわよね^^」

「そっ、そうか?(照)」

「…分かり易いのはいいけど…、バロル。苦しい」

「あっ…!………ごめん;∀;」

「(ふー、やれやれ^^;)まあ、嬉しいけど。 さて、火も起きたみたいだし、お茶にしようか」

「!ああ!」
(バロル浮上w)

「あそこで火起こししてる誰かさんもこれくらい分かり易いといいね?ファー^^」

「!! …うふふ^^*そうね。でも彼は彼なりに分かり易いのよ?」

「あはは。そうだね^^」



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あら?www
トーヤはどこにwwwww
久しぶりのお茶会^^

2012/02/28(Tue) 18:29  コメント(2)

◆におい 圭

時空の間にて。


「なあ、尚」

「ん?」

「ここに来るといつも思うんだけどさ。なんか甘い香りがしないか?」

「ああ…。それは沈丁花だ」

「ジンチョウゲ?」

「うん。とてもいい香りのする花で、俺の居た町のシンボルなんだ。別名『千里香』といって、その強い香りは遠くまで届くといわれているんだよ。ほら、この木」

「へえ。…少し、貰ってもいいか?」

「…! いいよ^^きっと喜ぶ」

「!!? なっななななななに言っ「寒さに弱いから暖かいところに置いて^^」

「あっ、ああ…。うん(照)」

「トーヤも持ってく?」

「………いや。いい」

「そっか。枝を切ったらファーは喜ばないかな」

「…半分は」

「今度二人で来るといいよ^^」

「ああ。そうする」


「それにしても、本当いい匂いだな」

「そうだな。尚護の匂いだ」

「は!? ちょっ、………トーヤ。それ軽く変態くさい」

「あはは^^ 匂いが移ったかな」

「?? 移り香だろう。ファーも時々いい匂いがする」

「!!!
…トーヤ。ファーには言っちゃだめだぞ」

「もう言った」

「あ、あーあ。………怒ったか?」

「よくわからなかった」

「あははは^^」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

神樹でトーヤがロゼを見抜いた回が忘れらんなくて^^
今は数年経ってるから、ファーもトーヤの性格分かってて、怒るより照れそうだよねw

2011/04/07(Thu) 15:20  コメント(0)

◆evermore。 圭

「あ。…しまった」

一人呟いて尚護は動かしていた手を止めた。
今はお菓子作りの真っ最中。
尚護の手元には、「ねりきり」と呼ばれる繊細ながらも色とりどりで可愛らしい菓子が並んでいる。
先ほどから黙々と、タネにハサミを入れて形作っていたのだが、どうやら手元が狂ってしまったようだ。

「…まあ。これはこれで似合ってるかな」

くすりと笑みをこぼし、そっと皿の上に並べる。
他の皿には季節の花や果物を象ったものが置かれているのだが、この皿だけは少々彩りが違った。

ふと時計に目を遣るとそろそろ約束の時間。
尚護はいつもの磐座に向かうと、目を閉じ、そっと心を落ち着ける。

「さて。………―『解鍵』」


友人を招くためにテーブルに用意された皿の上に、可愛らしい顔を象った「ねりきり」が三つ、仲良く並んでいる。
一番左はトーヤ、右に尚護、真ん中はバロルだろうか。
心なしかバロルの髪が短い気がするが、…これも、一つの愛の形なのだろう。


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ごめwwバロルwww
尚が手元狂って髪の部分切りすぎちゃったw
でもあえて直さないのが尚護クオリティww
こうやってネタを仕込むんですねww

2010/12/01(Wed) 21:00  コメント(0)

◆四月バカ 圭

教会中の窓を開け放ち、さわりと風が吹き込む祭壇前。
艶のある黒髪をサラサラと弄びながら、御鏡の泉を覗き込む。

―今年は、

「どんないたずらを仕掛けようか…」

思わず口について出た言葉に苦笑を洩らし、尚護は俯いていた顔を上げた。

―たまには…

柔らかな笑みを浮かべ、思い付いた様子で席を立つ。

「ただのお茶会もいいかな」

お茶会の品を思案しつつ、すっかり馴染みとなった友人を喚ぶべく磐座へ向かった。


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何かあるごとにイタズラを考える尚護。
まさに四月(に限らず)バカww

2010/04/01(Thu) 07:31  コメント(0)

◆クリア・スカイ3 圭

バロルとトーヤの二人は、立ち上がった尚護にならって自らも腰を上げる。

高台に建つ梅香院。
その裏山の山頂に立つ三人からは眼下の森が見渡せる。

「バロル、トーヤ。ほら…」

尚護に促されるまま彼の見つめる先に視線を向けると、今、まさに金色の光が世界から生まれるところだった。

光は徐々に世界を染めていく。

空も森も山も、全てのものが色付き始める。

そして、三人の表情もまた、恍惚に色付いていた。

「すご…」

バロルは思わず感嘆の息をもらし、トーヤはただ言葉も無く目の前の神秘を見つめる。

「綺麗だろ?」

「ああ」

視線は外せないままトーヤはこくりと頷いた。

「ここから見る日の出が一番きれいなんだ。空気の澄んでる今の時期じゃないとこんな風に見られないんだよ。

どうしても二人に見せたくて」

そう言った尚護の顔は、穏やかに微笑んでいた。


End

(来年も一緒に見よう?)
(ああ)
(おう!)



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完結☆
書き始め当初は紅葉も予定してたんですが(^^;)
ずいぶん時間が経ってしまったので御来光のみとなりました。

2010/02/18(Thu) 12:44  コメント(0)

◆クリア・スカイ2 圭

空が曙になった頃、ようやく待ち人が現れた。

「ごめん、待たせた」

バロルとトーヤが声の方に振り返ると、盆を手にすまなそうな顔をした尚護が立っていた。

「おう。…寒い」

バロルは手をすり合わせながら軽い抗議の声を上げる。
だがそれとは裏腹に表情は穏やかだ。
トーヤは片手を挙げて挨拶に代えると、少し横にズレて尚護に場所を譲った。

礼を言って二人の間に座ると、尚護は持ってきた盆を差し出す。

「生姜湯。体が温まる」

盆の上には湯気を立てたカップが三つ。
バロルは一つを手に取り両手で包み込み暖を取った。

「あったけ〜」

トーヤもカップを手に取り口元に持っていくと、甘い香りが鼻をつく。

「蜂蜜か?」

「うん」

にこりと笑って尚護は空を見上げた。

「そろそろだ」

声につられて二人が見上げた空はうっすらと白み始めていた。


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待ち人は尚護でした。
飲み物を入れに行っていたんですね。
次でラスト(^^*)

2009/12/04(Fri) 14:03  コメント(0)

◆クリア・スカイ 圭

キンと冷えた暁の空に、揺らめきながら引かれる白い線。
出所を辿れば、闇の中に煌めく光。

まだ白んでもいない空を見上げながら、バロルは軽い溜め息をついた。

吐く息は微かに震えている。
防寒のために借りた羽織りの合わせ目を片手で掴み、もう片方の手を目の前の光に翳した。

「うぅぅぅ〜〜〜…さむい…」

光の正体は赤々と燃える焚き火。
こんもりと盛られた落ち葉を勢い良く踊らせて、そこに暖かな空間を作り出していた。

ちらりと隣のトーヤを見遣れば、さすがは森暮らしというべきか、羽織を掛けてはいるものの平気そうな顔で茶をすすっている。

「…なぁ、トーヤ」

「なんだ?」

「寒い…な?」

「そうだな」

あまり意味のない会話をしながら、二人は待ち人が来るのを待った。

炎が二人の顔を照らす。

会話が途切れた頃、空は東雲へと変わっていた。

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二人は誰を待っているのかな?

微妙に続いちゃう(^^*)

2009/11/19(Thu) 10:39  コメント(0)

◆TTS9・裏話 圭

尚「今度行くところは、セレノ、というところだよ」
ト「どんなところだ?」
尚「海が見えたから、たぶん港町」
ト「そうか」
バ「…なぁ、尚。そんな事より…、服貸して;w;」
尚・ト「「あ」」

* * *

尚「これでどうかな」
バ「お、充分充分♪サンキュー」
ト「よくサイズが合ったな」←悪気ナシ
尚「………」
バ「………!!
(トーヤ…!そゆこと言っちゃだめだ!)
し、しょしょしょ尚…?
…あれ?(怒ってない?)」
尚「うん。周兄のなんだ。バロルにも少し大きいだろ?」
バ「あ、うん。…周兄ってお兄さん?」
尚「うん。大事な家族」
バ「そっかー」

ト「そういう服も持ってるんだな」
尚「ああ。着物の方が落ち着くからあんまり着ないけど、バロルやトーヤみたいのもあるよ」
バ「へえ。じゃ、今度三人で買い物行こうぜ^^」
尚「あ、いいね」
ト「ああ」

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こうしてセレノで服屋探し(^^*)
結局、お金持ってなくて買えなかったけど^^;

バロルはちゃんと服着て行ったんだよ^^

2009/10/21(Wed) 18:48  コメント(2)

◆もうみんなツインテになればいいと思うよ 圭


尚「似合うよ、バロル^^」
バ「あははははは…はぁ…(涙目)」
ト「??」

ト「女の人は大変だな」
尚「どうしたの急に?」
ト「こんなに髪を引っ張ったら、ひきつれて痛いだろう。よく一日中いられるものだな」
尚「あー…」
バ「(きっとツインテにされた意味分かってないんだろうなぁ)」

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ツインテばとんより(^^*)
ネタ溢れるね、このバトンww
ゆーくんが素敵パスをしてくれたので、プラパ別館→Diary→ココ、の順で見るともっと楽しいかも(^^*)

2009/10/16(Fri) 22:21  コメント(0)

◆trick or treat! 圭

突発SSS(^^*)
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「こんなもんかな」

尚護は持っていたカボチャをテーブルに置いた。
テーブルの上には大小様々なカボチャがずらりとならび、そのどれもに顔のような切り込みがあり中がくり抜かれている。

「あとは…――」

カボチャの中に一つ一つ蝋燭を入れて、火を灯していく。

「二人ともお菓子なんて持ってないよなぁ、きっと。イタズラは何にしようか」

口では物騒な事を言いつつ、その表情は穏やかだ。

「また、楽しんでくれるといいな」

偶然に出逢った、でも、とても大切な友人の笑顔を思い出し、尚護は柔らかな笑みを浮かべた。

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イタズラ王尚護ww
今度はどんなイタズラを仕掛けるのかな(^^*)

2009/10/14(Wed) 02:50  コメント(0)

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