エピソードまとめ

□Final
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ep.Final 英雄の雛鳥達
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〔街中会話 ピラー前 連邦兵〕
「騎士学校から来たという女性……。一瞬目が合っただけで物凄い圧だった……。ああいう人のもとで学ぶからこそ、 あそこの生徒は皆強く正しく育つんだろうな」


〔イベント会話 ピラー前 連邦兵〕
「ブレイズの皆さんですね。リゼット教官なら、先ほど任務前の腹ごしらえと言って酒場に向かいましたよ」

レ「腹が減ってはなんとやらって奴か」

セ「ヴァネッサさんもよく、"食べる者だけが戦える"って言ってるしね。じゃ、行きましょうか」

レ「ああ。それにしても間近で見るとホントでかいな。こんなのがあったらマジで情緒が……」

ユ「でも実際どうなんだろう」

レ「なにがだ?」

ユ「"帝国に支配される"って状況さ」

レ「んなもん、最悪に決まってるだろ?」

ユ「そうなのかな?僕はこの街を見ているとわからなくなるよ。帝国の支配は僕らが想像するほど悪いものなのかなって」

レ「……進歩の遅れた連邦は素直に、帝国文化へ飲み込まれろと?」

ユ「そうは言わないけど……、今回の作戦名だって正確には……連邦によるカシュール村"占領"作戦だ。国境付近にある村は領土紛争が絶えないけど、あの村が連邦領だった時も連邦軍の一部が住民から金銭をせしめていたって話もあるし」

レ「ユーゴ。お前、どういうつもりでさっきからそんな……!」

セ「ま、まあまあ!ほ、ほら二人とも!酒場に急ぎましょ!」

レ「ああ……」


〔移動台詞〕
セ「酒場はここを右……だったわよね」

ユ「さっきは不用意な発言だったね、ごめん」

レ「いや…こっちこそ熱くなって悪かったな」


〔街中会話 繁華街〕※レシピ
「あらボウヤ、うちの店で遊んでいかな〜い?」

レ「え、いや……。俺達、任務中なんで……」

「なんだそうなの〜?残念ねえ。でもボウヤカワイイから、ちょっとだけサービスでいいものあげるっ」

レ「な、なんすか?」

「ふふふっ、トロットロで〜カリッカリの〜、りんご飴よっ。これ食べて任務頑張ってね♪」

レ「は、はい!ありがとうございます!」


〔街中会話 各国の人々〕※レシピ
森国のおじさん「だからシルヴェーアが、一番だって言ってるだろ!」

レ「な、なんだ?」

森「なにせシルヴェーアには、自然の恵みを一身に受けた"優しさ"があるからな」

嶺峰国のお爺さん「なにを言っておる。それならドルガノーアも負けておらんぞい。火山の雄大さの中で育まれた温泉に癒され、お肌も"うるん"じゃ!」

百洞国のお婆さん「ふん。甘いのう、お主ら」

森「なんだと?」

嶺「陰気なシェオー百洞国に入る隙などないじゃろ?」

百「いんや、逆に甘々のお主らにぴったりの、"甘さ"を持ち合わせておるからの」

セ「なんか揉めてるみたいだけど……」

レ「……いったいなんの話をしてるんだ?」

氷涯国の青年「さっきから聞いてれば、優しさや癒しなんて甘いですよ!氷都アスバムのように、ガツンと腹に溜まる物じゃないと」

商盟領の女性「いいえ。人生に大切なのは、唯一無二のクセよ、クセ!その点ハザールの味はクセまみれで最高なんだから!」

百「ふん。そんなものをありがたがるのは若い証拠じゃ」

氷「それを言うならあんた達は、歳のせいで胃もたれするだけだ!っていうかあんたも高みの見物してないで、なにか言ったらどうなんだ?」

聖領の婦人「ふふっ。だって高みにいますもの。聖領アルコニスのレシピは、すべてを凌駕しますから」

ユ「……どうやらどの国の料理が美味しいかで争ってるようだね」

レ「だな……」

ユ「それぞれ自分の国を、思ってかもしれないけど………」

セ「こういうトコから戦争って起こるのかもね………」

氷「ぐぬぬ……。じゃあどこの料理が一番か 決めてもらおうじゃないか!あんた達に!」

レ「えっ……?」

嶺「ふん。若造ながらいい判断よのう。では、じゃっじを頼もうかの。さあさあ!」

レ「ええええっ……!?」


〔移動会話〕
レ「……なんかいっぱいもらっちまったな……」

ユ「うん……」

セ「あとで頑張って作ろ……」

レ「そうだな……」
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