@めいん@
□4 バギーとナミ
5ページ/5ページ
ナ「きゃー!!離してー!!もう私の宝よ!!!」
バ「なーに言ってやがる!アホかてめぇは!!」
ナミの声が聞こえてなぅはそちらの方に向かって飛んだ。もちろんバラバラになっているバギーには激突せずなぅはナミにぶつかってしまった。
『ごめん!ナミさん!!大丈夫??』
ナ「大丈夫なわけないでしょ!!!」
ナミは相当お怒りだった。ぶつかった衝撃でお宝を離してしまったからだ。
バ「返してもらったぜ?俺の宝!」
なぅはバギーのそんな態度に怒りを感じていた。しかし、なぅはバギーに対して微笑んでいた。
《ムカつくなぁ赤っ鼻!》
するとバギーはなぅに見とれて体が一つに戻った。
バ「戻ってるぅぅ?!何故だ!そこの女!!何をしたぁぁ!!」
バギーはなぅに聞くが本人も能力が発動しているとは知らなかった。だが、きっと笑顔が効いていると思ったなぅはバギーに向かって微笑み続けた。
バ「なーに笑ってんだ!アホかてめぇは!!!」
ル「ゴムゴムのピストル!!」
バ「バラバラ緊急脱出!!ってあれぇぇぇ!!バラバラになれねぇーっ!!!」
バギーは能力を発動できずにルフィの拳をくらった。その後バギーは気絶したまま立ち上がる事は無かった。
ル「勝ったぞー!!」
ルフィが叫んでいるとカバジがバギーの近くに飛ばされてきた。
ゾ「めんどくせぇ…」
そう言いながらゾロも合流した。カバジも起き上がることはなかった。見事に全員勝利を収めたのだった。
ナ「あんた達強いのね!手を組んで良かったわ!」
『ナミさんお宝回収終わりましたっ!!』
ナ「えらいわ!なぅ!」
そう言って船に戻ろうとするとルフィに気絶させられていた村長さんの周りに集まっていた村人がルフィ達の方へ武器を掲げて走ってきた。
ル「やべっ!逃げろー!!」
ルフィの掛け声で全員走り出した。なぅは翼を広げて飛んで行く。船に戻る途中にゆぅとシュシュが戯れていたがこちらに気づいて飛んだ。
『お前らおせぇよ…シュシュとかなり待っただろうが』
文句を言いながらも楽しそうに飛んでいる。シュシュと遊んだのがよほど楽しかったのだろう。シュシュのおかげで船まで辿り着いた。慌てて出航準備をして沖へと行く。
村「すまんな!恩にきる!!」
村長の声が届いた。ルフィは楽にいこう!と叫び返していた。