08/09の日記

12:06
26話あとがきと呟き
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本日更新しました26話、ようやくストーカー編が完結しました!

このストーカー編はシリーズを書こうと思った時からずっと温めていたお話でした。


外から見ていれば分かるはずのことがいろんな焦りや心配で見えなくなる中で、キャラクターの複雑な気持ちだったり、普段積み重ねてきた関係性が色濃く出たらいいなと思っています。
普段のほのぼの路線で書いている中でなかなか見られない、ちょっといつもと違う雰囲気は書いていて悩んだ分、個人的にはとても楽しかったです。


よくこのあとがきや呟きにも距離感、という言葉を出すことが多いのですが、
このストーカー編を書く時には、特にそれを大切にしていました。

今回はキバナさん、カブさんが登場しましたが、家族以外の距離感だからこそ落ち着いて周りを見られている…そんなキャラクターに兄弟が助けられる場面が多かったように感じています。
一番近い距離にいないからこそ気づけること、言えることがある…と個人的には思っていたので、今回の話ではネズが取り乱して怒ってしまうと言うのは構想からずっと変わっていませんでした。
本当に大切な人間だからこそ、話を聞いて最初から優しく接するスーパーお兄ちゃんにはならないだろうと…。
そして今回更新した26話のマリィも、いつものキリッとした姿ではなく不安な中待っていたこともありちょっと弱気になりました。

このシリーズでは毎度ですが、キバナはかなり落ち着いて物事を見ているポジション(というよりも、普段からあまり意識して深く物を考えていない)です。
もともとチャンピオンに勝てないという逆境に常にいるキャラクターなので、何となくポケスタ含め何かの動きに対する目は客観的で、ある種このシリーズの中ではかなり大人な人物なのでは…と思っています。

そしてカブさん。
本来はマイナーリーグ落ちを経験していることから、夢主に対して助言が…あったはずなのですが、書いているうちにネズに全部持っていかれて、最終的にドアの前で屈伸しているかわいいおじさんになってしまいました…。
年上ならではの安定感と場を和ませるあの雰囲気、カブさん無しでは25話の雰囲気にはならなかったと思います…!
(毎回登場してもかわいいおじさんで終わってしまうのです)



おかげさまで26話まで書き進めることができました。
シリーズをかいている中で一時匿名でですがイメージと違う!と言ったご指摘もいただいたことがあり、正直途中書くのをやめてしまおうかと思ったこともありましたが、
拍手ボタンを押してくださったり、訪問してくださったりしているのを見て、とっても励まされました。
こんなに一つの作品を長く書いたのも実は初めてでして、本当にみなさまのおかげです…いつもありがとうございます。

少しストックも減ってきてペースは遅くなりますが、引き続き今後も書いてまいります!
近々長編のキャプションに、簡単なそのお話の概要などもいれて見やすくしていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします…!
カテゴリ: リクエスト反映・あとがきなど

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