短編(ブック)

□マリンフォードまでの道中ー
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マリンフォードへ向かう最中の話
ポーラタング号——

急いでシャボンディ諸島から
逃げるように船を出したロー達。
ようやく気を抜けられる場所へ来た時
クルーの一人が新聞を持ってきた。

「キャプテン……これ」
ロー「あ?」

色んな事があったシャボンディ。
そんな事件の他に海軍本部で
とある大事件が起きようとしていた。
その号外を知らせるものだった。

ロー「おい これは……」
シャチ「白ひげが間違いなく動きますね」
ペン「どうしますか?」
ロー「時代が動く……か」

ローはまだ迷っていた。
どこに行くかなんてまだ決められない
それどころではなかった。

ロー「………まだ少し時間がある
 今はそれどころじゃねェ」

ローは疲れた様子だった。

ベポ「麦わら達は大丈夫だったかな……」
ロー「…………」
シャチ「大丈夫だろ! あいつらなら
 ね! キャプテン!」
ロー「………ああ」

ローの頭の中によぎったのは
自分を抱きしめるアリアだった。
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