短編(ブック)

□イベント島でのバトル大会
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海賊達が盛り上がる時期というのが存在する。

海賊対海賊
ルールをしっかり設けて戦うバトルイベントが存在する。

とある島で開催されるそのイベントは
開催者がルールを守れると判断した海賊のみ
参加券を送りその中にログポースを入れてある。

サニー号にもそれがやってきた。

「「「うおおお——!!」」」
ナミ「なによ! うるさいわね!」
ロビン「手紙?」
『誰から?』
ウソ「バトル開催者からだって」
『バトル開催者って……
 この時期に開催されるイベントの?』
チョッパ「知ってんのか?」
『海賊たちが集うイベントよ
 選抜した船員達が戦うイベントって聞くけど
 詳しくは知らないわ
 海軍には一切その情報は入ってこないものだから』
ウソ「海軍に情報がいかない?
 どうしてだ? 少しでも行くだろ
 そんだけ情報が出回ってんなら」
『そのイベント
 どうしてか海軍の情報網に入らないようになってるの
 通報しようものならイベントの開催者たちから消されるとか……
 怖いうわさもあって 海賊たちも自分たちの利益になることなら
 海軍に情報は回さない
 イベント参加者は選ばれた海賊だから
 言おうとするものもいないけど…』
フラン「どーいうこった?」
『じゃあ 例えばの話をするわよ
 そのイベントに参加をします
 戦い好きなら行きたいのが普通でしょうね
 言いふらせば消される 楽しい大会に出られない
 なら言わずに楽しんだ方がいいもの
 選ばれた海賊は言いふらさないというのが鉄則
 それが“ルール”よ』
ゾロ「なるほどな 選ばれたすげェ海賊の集まりってことか!」
フラン「ほう そりゃ腕がなるってもんだ」
ウソ「おいおい 行く気満々かよ!!」
ナミ「戦わなくったっていいんでしょ?
『ええ もちろん
 戦いたい船員の選抜で出るって書いてあるし』
「「「ほっ」」」
ジンベエ「じゃあ どうするんじゃ?
 ルフィ!」
ルフィ「ん? そりゃァ
 行くに決まってんだろ!! 楽しい島
 イベント島へ!!!」
ナミ「しょうがない! 行ってみるしかないわね!
 ジンベエ! 操舵をお願い!」
ジンベエ「任された!」
ロビン「フフッ なんだかわくわくしてくるわね」
サンジ「どんなやつらがいんのかな」
チョッパ「怖い奴らはいねェよな!」
ブルック「ヨホホホ! 私は観戦に回りますかね」

サニー号は“イベント島”へと目指すことに——
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