短編(ブック)
□ロシナンテとユキヒョウのぬいぐるみ
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アリアは赤ちゃんの頃から気配に敏感だった。
ガープの部屋でお昼寝をしているときの事—
ガープはカリカリと書き仕事。
嫌々ながらもしなければならないと静かに机に向かっていた。
その隣の空間にアリアの為の布団とおもちゃがあった。
すやすやと眠るアリアは基本泣かなかった。
それにガープもセンゴクもおつるも驚いた。
お腹がすいたらちょうだいと意思表示をし
眠かったらあっという間に寝る。
おむつ替えは嫌そうな顔でと本当に手のかからない子だった。
ガープはこんなに手のかからない子で大丈夫だろうかと
悩んだが子の個性だと頭を切り替えた。
さてそんなガープの元には数多くの部下から同僚などがやってくる。
部下や同僚は仕事を持ってくるのと同時に
アリアを見て癒される日々。
そんな一日を切り取って見てみたいと思う。