短編(ブック)

□ハロウィンパーティ-ハートの海賊団と-
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ローとハッピーハロウィン

ハートの海賊団はこの日浮足立っていた。

シャチ「おい! 衣装着たか!?」
ベポ「おれ これでいいの?」
ペン「他にねェんだ それで我慢しろ!」

ベポは白クマということもあり
それに包帯を7割巻いただけの姿。
シャチは吸血鬼。
ペンギンはフランケンシュタイン。
他にも女装したり、
簡易的におばけの恰好したりと様々だった。

ワイワイとする甲板は魑魅魍魎。
どこから仕入れたのか妖怪の類までいた。

そんな甲板に二人が出てくる。

『これでいいの?
 イッカクに渡されて着てみたけど……』

イッカク「いいじゃない! 似合うわよ
 見立て通り!」

イッカクはウインクをして
親指を立てていた。

「「「お———!!」」」

沸き立つ男達。

アリアはいわゆる
「キョンシー」と言われるものの恰好だった。
髪は二つ結びを下にして、それ用の帽子を被り、
そこには紙(札)が貼ってあった。
鎖骨や腹はさらけ出し、
腕は二の腕からひらりとレース状の袖が手元を隠し
足もスリットでチラチラと肌が見える使用。
出るとこは出ているセクシーキョンシーである。
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