短編(ブック)

□マルコの勧誘、今でもそれは良い思い出…
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白ひげの船
モビーディック号での出来事―

アリアがモビーディックに乗っていた時のこと
敵戦がやってきて船員達は隊ごとに動き
戦っていた。

そんな中アリアはというと
白ひげの下で待てをさせられていた。

『邪魔なのはわかる
 でも何もしないのはなんだかいや』
白「グララララ!
 いいじゃねェか! 
 あいつらもお前を守るのは嫌じゃねェだろ」
『たった少しの間でよくここまで信頼してもらったものだわ』
白「家族になったのに
 守らねェ兄弟がいるか?」
『………それは守るけど…』
白「だったら兄達を信じて待ってやんなァ」

酒瓶を傾ける白ひげ。
アリアは音が止むのを待っていた。
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