短編(ブック)

□新年と―…!
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サニー号での航海中―…。


寒い空の下 麦わらの一味は宴をしていた。


ウソ「え―…今年最後の宴…
  そして次の年最初の宴を祝して―……
  カンパ―――イ!!!!」

「「「「「カンパーイ!!!」」」」」


ジョッキを片手に盛り上がり始める一味。


ルフィ「肉だ――!! 肉くれ―――!!!」

チョッパ「おれはわたあめだ――!!」

サンジ「ちょっと待てって!」

ゾロ「つまみ」

サンジ「てめェは自分で動けッ!!」

ナミ「にしても寒いわね〜」

ロビン「うふふ そうね」

ブルック「私の演奏はいかがですか?」

フランキ「年末年始らしくいこうぜ――!!」

ウソ「よ――し!!
  盛り上げ隊長のウソップ様が
  お前らを楽しませてやるぜ!!」


『………』


盛り上がる甲板で一人浮かない顔が―…。

ルフィ達を見ながら

ひとり少し離れた場所でお酒を飲んでいるアリア。


『……また一年 経ってしまったわね』


空には無数の星が広がっている。

そこに一つ赤く光る小さな星。


新世界の空には不思議な現象や不思議な事が起きるが

その星もその一部だろう。

見た事はあれど 星の位置からして

その星の存在は聞いたことがないのだから。
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