短編(ブック)

□プレゼント
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12月25日の夜―…。


サニー号の船内は静かなもので

皆眠っているのがうかがえた。


そんなサニー号の甲板に一人の男が突如現れた。


ハートの海賊団の船長 ローだった。


近くまで船を近づけて自分だけサニー号に

乗り込んできたのだ。


ロー「はぁ…バレたら あいつらを斬り刻んでやる…っ」


重々しい心境で乗り込んだようで 

その手には小さな箱が握られていた。

ハートのクルー達にプレゼントを……!!

とせがまれ

約束もあるので今日乗り込みことにしたのだ。


ロー「“スキャン”」


ローは船内を能力で見て 目標を探す。


ロー「……いた」


一階にあるアクアリウムバーへと足を進める。


扉を静かに開けると

そこにあるソファでうとうとしているアリアを見つける。


ロー「こいつ…風邪引いても知らねェぞ…」


掛布団もかけず 膝に本を置いてスヤスヤ寝ている。


ドレスローザの件やらいろいろ重荷だったものが片付いて

最近ではよく寝るようになったと麦わら一味は言う。

特にルフィが言うんだから相当だ。


ローは本を閉じて 

アリアをお姫様抱っこのようにして抱えて


ロー「“ROOM シャンブルズ”」


女子の部屋へと移動する。


アリアのベッドへと乗せて 

持って来たプレゼントも枕元に置く。

掛け布団を掛けてから甲板へと移動をして

自分の船に静かに戻っていった。
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