長編(ブック)

□第九十四話
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スリラーバーク内
「マストの屋敷」———

ルフィ、チョッパー、ロビンで上に向かい
ゾロ、フランキー、サンジ、ウソップは下にいた。
下にはオーズもいる。

チョッパ「ウソップとサンジは下に落ちちゃったけど
  置いてくのか!!?」
ルフィ「おう!! 大丈夫だ あいつらは!!
  とにかくおれ達はモリアが移動しねェうちに
  あのデカらっきょ見つけてぶっ飛ばすんだ!!!」
チョッパ「——わかった それが一番の解決の近道だもんな!
  その入り口がルフィの影が取られたダンスホールだよ!!
  そして その奥にある冷凍室でおれ達は最後にモリアを見た!
  そこにアリアもいるはずだよ!!!」
ルフィ「よし!!」
チョッパ「!」
ロビン「!?」

三人はダンスホールへとたどり着いた瞬間
目の前に現れたのは——

ホグ「あ……うおっ!! き…貴様ら!!
  ペローナにやられなかったのか!?」

チョッパ「ホグバック……!!」

ホグ「!? 何だ!? このトナカイは!!」

ロビン「———あれが Dr.ホグバック………!!」
ルフィ「モリアと一緒にいた奴だ!! コイツもぶっ飛ばしたらいいのか!!?」

ルフィは腕を回しながら言う。
すると——

チョッパ「待ってルフィ!!!
  ——こいつはおれに任せてくれないか」
ルフィ「………!!」
チョッパ「奥に扉があるだろ!?……アレが冷凍室だ!! 
  先に行って!!!」
ルフィ「よしわかった!!」

ホグ「ぬう いきなりモリア様に会おうなど不躾な!!!
  シンドリーちゃん やってしまえ!!」
シン「はい」

シンドリーは皿の束を持ち構える。
するとルフィに向けて皿を投げ始める。

シン「一枚!! 二枚!!」

ルフィ「うわ!! 皿!!?」

シン「三ま……!!?」

三枚目を投げようとした時
シンドリーの腕をロビンの能力で出した手に止められる。

ロビン「お先にどうぞ ルフィ」

ルフィ「おお ありがとう ロビン!!!」

ホグ「ぬっ!!? どうしたシンドリーちゃん!!
  おのれ 待て!! 麦わらのルフィ!!」

ホグバックはルフィを追いかけようとするが
その前に立ちはだかるチョッパー…。

チョッパ「ホグバック!!!」

ホグ「!!」

チョッパ「お前には失望した!!!
  おれはお前を医者とは認めない!!!」

ホグ「おお……フォスフォス……お見逸れしたDr.チョッパー
  貴様 動物系の能力者だったのか…
  妙な生物だとは思ったが
  あの時 ペローナの庭を搬送される中 どう脱出したのか知らんが
  ここで会ったからには二度と逃がさねェ 影は戴くぞ………!!!
  いや 何なら……この場で殺して…“没人形”にしてやろうか? 
  コイツらによってな…」

ホグバックはモリアから許可をもらったゾンビを
部屋に居れた。
そこにいたのは——…。
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