長編(ブック)

□第九十三話
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ウソ「さっきのもの凄ェ音と
  叫びもそうさ! ハァ
  ルフィのゾンビが叫んで大暴れしてるとしか思えねェ 
  急ごう ハァ」

四人は長い階段を降り終わって
見つけたサニー号。

ウソップは急ぎサニー号へと乗り込む。
するとその惨状に驚いた。

ウソ「おい!! ずいぶん荒らされてるぞ!!」
ロビン「ゾンビ達の仕業ね ドロの足跡だらけ」
チョッパ「えっ!! じゃ まだいるかも!!」

三人もウソップに続いてサニー号に乗り込む。

フラン「確かに荒れてんな 別にまだ取るもんなんてねェのに……」
チョッパ「ゾンビいないか?」
フラン「——まず 肝心のあいつらは……?」
ウソ「見当たらねェな…」

それぞれが様々な所を探す。

チョッパ「おーい ルフィ〜〜!!
  ゾロ〜〜〜!! サンジ〜〜!!」

するとウソップが2階から声をかける。

ウソ「いた!! ダイニングにいた
  3人共だ!!」

ルフィ達3人は
椅子の背もたれを前に箸や洗濯ばさみなどで
いたずらをされていた。

ウソ「完全にゾンビ達にデコレートされてるが」
ロビン「…無残ね」
ウソ「おォい!! てめェら起きろォ!!
  寝てる場合かァア!! 事態は深刻なんだぞ!!!」

ウソップは3人を思いっきり殴った。
しかし ルフィ達は起きもしない…。

フラン「神経あんのか コイツら
  仕方ねェ どいてろバズーカで」
ウソ「いや…大丈夫だ…
  アリアが剣豪連れて
  肉持ってやって来たぞ!!!」

ウソップのこの発言に——

サンジ「アリアさん!!?」
ルフィ「肉!!?」
ゾロ「剣豪ォ!!?」

チョッパ「ダメだ コイツら!!!」

ルフィ達はようやく目が覚めた様だ。
しかし——

ルフィ「このヤロ おれの影を!」
フラン「静まれ ここにモリアはいねェ!!!」

ゾロもサンジも現状がわかっていないようだ。
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