長編(ブック)

□第八十四話
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ルフィ一行の新海賊船 サウザンドサニー号――


ルフィとウソップは楽しそうに釣りをしていた。


ウソ「釣れた〜〜〜!!!」

ルフィ「カッチョイイ サメ釣ったぞ―――っ!!!
  入れろ!! 入れろ!!」

ウソ「生簀に入れろっ!!」


釣ったサメをすぐに生簀へと入れる二人。


それはアクアリウムバーの水族館から見ることが出来た。


ロビン「…また入って来た サメね」

フラン「な! いいだろ この部屋」

サンジ「部屋はいいがサメってあのバカ共!!」


三人はお茶をしながらサメの様子を見ていた。


バタバタと走るウソップとルフィ。


ウソ「よし 見に行こう!!」

ルフィ「水槽で見ようっ!!」


アクアリウムバーの扉を勢いよく開ける二人――


ルフィ「お――い!!
  サメ入って来たか!?
  すげーツノはえたやつ!!」

ロビン「ええ 入って来たけど…
  いままで釣ったお魚は
  みんないなくなっちゃったわよ?」


さきほどまで魚が一杯いたのだが――

それらを全て食べたサメは

お腹一杯という様な表情をしていた。


それを知った二人は――


「「ギャ――――っ!!!」」

サンジ「共存ってもんを考えろ
  当たり前の事だろうが!!!!」

ウソ「チキショ―!!
  コイツ 今日の晩メシにしてやる!!
  サンジ!! 丸焼きだ こんなアホザメは!!」

サンジ「待て 素人め…せっかく新鮮な魚だ
  寿司か…湯ざらしにして
  …辛い酢ミソでいくのもいい
  天ぷらもオツだな」

ルフィ「んまほ――!! 腹へってきた
  じゃあ おやつに食おうぜ」

サンジ「夜まで待て!!」


船は順調に航海を続けている。
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