長編(ブック)

□第六十五話
1ページ/12ページ

蒸気を発するルフィをブルーノは見続けていた。


ブルーノ「「ギア」? 技が進化する…?」


ブルーノは何を言っているのかわからなかった。


ブルーノ「……体から蒸気を噴いて…
   蒸気機関のマネ事でもしているのか
   ―――なんのハッタリだ」

ルフィ「おれはお前らとここで会ってよかった」


ルフィはにやりと笑ってブルーノを見る。


ブルーノ「?」


ルフィは右足を後ろへと開き 

左腕を前 右腕を後ろへと構える。


ルフィ「“ゴムゴムの”…………」

ブルーノ「………狙い撃ちする気か…
  避けるスキを与えるだけだ
  ………フン
  ………よく狙って当てて見ろ………!!
  「剃」!」


ブルーノはルフィの前から消える。


ルフィ「“JET銃”!!!」

ブルーノ「!!!?」


ルフィの攻撃はブルーノの腹に直撃。

「剃」で逃げたハズなのに……。


ブルーノは血を吐いて後ろへと飛んでいく。


ブルーノ「!!!……く!!」


ブルーノが立ち上がってルフィのいる方へと目をやると

すでにそこから消えていた。


全く見えない動きにブルーノは動揺し始める。


ルフィはブルーノの横に来て 殴り飛ばし

飛んでいった方へとルフィも移動をして 上から―


ルフィ「“スタンプ”!!!」


ブルーノを足でコンクリートに食い込ませる。

ブルーノは何が起きているのかわからない。


だがわかった事が一つあった。

ルフィが「剃」を使っている事。


ブルーノ「ハァ…ハァ…ハァ ハァ……」


またルフィは移動をする。

次の攻撃が読めないのでブルーノは


ブルーノ「“空気開扉”」


急いで空間に扉を作り 空間へと逃げ込む。
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ