長編(ブック)

□第六十一話
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エニエス・ロビー 「本島前門」


ルフィは数人海兵を倒して―


ルフィ「すいませんけども そこを通して下さい」


「丁寧に言ってもダメなもんはダメだァ!!!」


ルフィ「!」


槍を持った海兵はルフィに向かって振り下ろすが―

ルフィはその海兵の頭に手を置いて 上に避ける。


ルフィ「わかった…じゃあ」

「……!!」

ルフィ「覚悟しろよ!!」


「おのれ海賊!!」


海兵の顔をつかみながらルフィはそういった。

これに見ていた海兵も武器を構える。


ルフィ「“ゴムゴムの”……」

「うっ!!」

「「「ん!!?」」」

ルフィ「“味方ロボ”っ!!!」

「うわあああ」


海兵の体に巻きついて 動かしていく。

それに周りは攻撃も出来ずにいた。


「うおー 汚ねェ!!」

「手が出せんっ!!」


ルフィ「“味方ロボパンチ”!!!」

「うげェっ!!」

「うわ!! すまんっ!!」

ルフィ「“味方ロボキック”!!」

「ぐわ!!」

「わ!! すいません先輩っ!!」


ルフィは次々と周りを倒していく。

そのたびに操られている海兵は謝り続けた。


しかし 背後から二人の海兵がルフィを狙った。


「いい加減にしやがれっ!!」

「背後はスキだらけだぞ!!」

ルフィ「!」


ルフィは操っていた海兵を手放して逃げる。

2人の刀はその海兵の背中に傷を負わせた。


ルフィ「あーあー」

「「!!!」」


ルフィはそんな二人の頭に足をおく。


「しまっ…」

「!!? ぬ!!」

ルフィ「むんっ!!」

「うがァ!!」

「!!!」


足をアゴへともっていくと

そのまま合わせて 二人の頭同士がぶつかる。


「コイツ…!!」


ルフィ「うオオ」


まだまだ襲い掛かる海兵達にルフィは走っていく。


槍を振るう海兵をルフィはすんなり避けて

足で倒していく。


「仕留めろ!! 丸腰の人間一人だ!!」


まだまだ増える海兵を足だけで倒していくルフィ。


ルフィ「ふん」


「「「うわあああ」」」

「ぐ……!! 何だ この身の軽さ!!!」


ルフィは上へと飛んで 門の上から―


ルフィ「おれ先急ぐから 後でまた人来るからよ!!
   じゃあな」


というとルフィは門を超えて行く。


これに海兵達も驚きしかなかった。
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