長編(ブック)

□第五十八話
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扉を開くとそこはキッチンになっていて 

誰かがそこら中を走り回っていた。


「「「!?」」」


ワンゼ「ワンゼだよーん ワンゼだよ――ん
  さっさっさっさっさ――!!
  マッドなマッドなワンゼだよ――ん!!
  おっす お前らっ!!」


CP7 お料理格闘家 ワンゼ。


ワンゼはサンジ達に近づいて―


ワンゼ「ハラ減ってる!? おれはワンゼ!!
   給仕長だから何でも作れるよ 
   ラーメンにする!?」

「「「………」」」

ワンゼ「じゃ ラーメンにするけど
   その前に一つ 知っといてほしい豆知識があるんだよね!!
   おれの鼻毛は!!
   こう……中で網状に……
   網タイツみたいになってるって事ね!!
   ハイ まず 小麦粉を口に含んでよ――く
   コネますっ!!
   んん………!!」


ワンゼは小麦粉を口に含んで咀嚼をして

力んだと思ったら鼻から麺が出てきた。

それを皿に乗っけて―


ワンゼ「さァ めしあがれ」

「「「いるかァ!!!」」」

サンジ「時間をムダにした
   ワンゼ おれ達は人を待たせてる
   先を急ぐんで……じゃあな」

ワンゼ「待て―――!!
   この車両を通り抜けたければ!!
   おれを倒してから進め!!」


ワンゼは構えてそう言った。
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