長編(ブック)

□第三十九話
1ページ/12ページ

二回戦も終わり 

チョッパーを返して貰い 

最後の勝負を残すのみとなった。


イトミ「さーてさて 第二回戦 誰も予想しなかった 
  “グロッキーモンスターズ”の敗退により 
  両組 メンバー移動でこれで0に戻ったよ!!
  波乱のデービーバックファイト!!
  最後のこの一戦が運命の鍵をにぎる〜〜〜!!
  種目はそう みんなもお待ちかね!!
  ゲームの花形!!
  「コンバット」ォ〜〜〜〜〜〜ッ!!」


「待ってたぜ――!!」

「早くやれ〜〜〜っ!」


イトミ「さァ〜〜ア フィールドメイクを始めるよ〜〜〜っ!!」


ゾロ「フィールドメイク?」


盛り上がる会場―…

ルフィに抱き着いて癒された私は

やっと普段通りに戻ることが出来た。

チョッパーを抱きしめながら

「フィールドメイク」を見る。


チョッパ「何するんだろうな」

『さぁ?』


イトミ「用意されているのは大砲 
  そして中には一発の鉄球
  出場選手が二人同時にこの大砲を回す!!
  ―――そして
  自然に止まったその場所から」


ウソ「ちょっと待て!! 
 不自然だろ その止まり方!!!」


最初から止まる位置が決まってたかのような止まり方をした大砲。


イトミ「フィールドポイントが 今決定〜!!
  偶然にも 我らがセクシーフォクシー号の甲板に」


「偶然」を強調する実況。


ウソ「どこが偶然だ!! アホか!!」

ゾロ「もうよせ ムダだ……」

『もう何も考えないことにした 
 疲れるから……』

ナミ「それがいいわ…
  アリアのキレかたはハンパないんだから…」

『ごめん…』

サンジ「キレたアリアさんは
   男のおれでも見惚れるカッコよさ!!
   見惚れたぜ…アリアさ〜ん♡」

『あれは喜んでいいの?』

ロビン「喜んどいたら?」

ナミ「ほっとけばいいのよ!!」


砲弾から放たれた鉄球は

フォクシーの船の甲板へと飛んでいったので―


イトミ「――さて それでは 
  三回戦「コンバット」のル〜〜〜ルを
  説明するよ〜〜〜っ!!
  バトルフィールドは今 
  鉄球が落ちた場所から半径50m以内!!
  ――つまり 直径100mの“円”の中
  全てが戦場!!
  武器・兵器・円内の全ての物は利用可能 
  円内には決闘者の二人以外は立入禁止
  敵を円から出せば勝ちっ!!
  ――以上!! 
  なお 空中・海中では出た事にならないよ!!」
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ