長編(ブック)
□第三十六話
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このロングリングロングランドで始まった
“デービーバックファイト”。
第一回戦が今始まる。
ｲﾄﾐ「さァさァ！！
お待ちかね 勝てば宴会 敗ければ深海！！
情け無用のデービ〜バック！！
第一回戦 「ドーナツレース」 始まるよ〜！！
両組 スタートラインへついたよ！！」
「ウォ〜〜〜〜！！
ポルチェちゃ〜〜〜〜〜〜ん！！」
「鼻人間沈め！！」
ｳｿ「うるせェ！！」
ｲﾄﾐ「ここで一発 ル〜〜〜ル説明！！
この海に浮かぶロングリングロングランドを
1周せよ！！ 以上っ！！ なお
銃・大砲・爆薬・カトラス凶器はなんでもOKだァ！！
卑怯だ何だと抜かした奴ァ 一海賊の恥と知れ！！」
ｿﾞﾛ「レースになるのか？」
ｻﾝｼﾞ「おう コラ ウソップ！！
レディ達に何かあったら てめェオロすぞ！！」
ﾙﾌｨ「負けんな〜〜！！
ウソップ ナミ ロビン〜！！」
ﾁｮｯﾊﾟ「わくわくしてきたぞ……！！」
『フフッ 何もなければ大丈夫よ』
ﾌｫｸｼ「フェッフェッフェ バ〜〜〜カめ おれ達ァ
このオーソドックスルールで敗けた事ァねェんだよう！！
このレース5分持つかな？ ハンバーグ」
ﾊﾝﾊﾞ「ぷぷぷ………！！ 持たねえ」
スタート位置にいるナミ達も気合が入る。
ﾅﾐ「―――とにかく やるからには 勝つわよ！！」
ﾛﾋﾞﾝ「相手を沈めてもいいのよね」
ｳｿ「おお 頼もしいな」
ﾎﾟﾙﾁｪ「いやん 無茶な事言ってるわ」
ｶﾎﾟ「言うのは自由だぜ ポルチェちゃん
3分で沈めてやる！！
なァ モンダ！！」
「シャ――！！」
ｲﾄﾐ「さて 受け取れ 迷子帽子の永久指針！！」
ﾅﾐ「迷子？」
ナミの手に落ちて来る永久指針。
ｲﾄﾐ「せいぜい 島から離れすぎないように お気をつけて
幸運を祈るよ！！」
ﾅﾐ「島から離れる！？
何でわざわざそんな遠回りを
インを攻めて最短で行くわよ！！」
ｳｿ「いーや それがそうもいかねェ！」
ｲﾄﾐ「位置について！！」
ﾅﾐ「そうもいかないって…何で！？」
ｳｿ「スタートと同時に島から離れるべきだ！！」
ｲﾄﾐ「レディ〜〜〜〜〜〜イ」
ﾅﾐ「何で！！？」
ｲﾄﾐ「ド――ナツ！！」
開始の合図が鳴る。