長編(ブック)

□第二十四話
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神官の一人を倒して先へ進むカラス丸。


ずっと考えていた事を口に出す。


『さて……疑問に思ったこと言ってもいい?』

ルフィ「どうした?」

『どうしてこんな空の島に
 地面なんて存在するの?』

サンジ「………確かに…そうだ」

ウソ「そういえば 倒れた場所は地面だった」

『もしこの森が元々青海のものだとしたら…?』

ルフィ「なに!?」

ウソ「そんな事どうやって!!」

『私達は島ごと押し上げるような大きな災害で
 ここに昇ってきたじゃない』

サンジ「“突き上げる海流”かい?」

『ええ “突き上げる海流”は毎回場所が違う……
 そしてジャヤの岸近くの海が深かったのを見たわ―…
 ただし……確証が持てない……』

ルフィ「もしかしてナミ達が森の中歩いてたりしてな!!」

『まぁ……考えすぎなのかもしれないけれど……』

ルフィ「それより アリア 
  マントラっていうの使えるのか?」

ウソ「え!?」

サンジ「あのダンゴヤローとまともに戦えてたのはアリアさんだけだぜ」

『え? あぁ……気配に敏感なだけよ 昔からね』

ルフィ「んー……まぁ アリアとのかくれんぼは
  かくれんぼにならなかったからなー…」

ウソ「まじかよっ…!!」

ルフィ「隠れてもすぐ見つけるから 
  鬼ごっこに変わるんだ!」

ウソ「うわぁ……」

サンジ「素敵だ♡」

ルフィ「アリアはすげェなー」

ウソ「すげェで片付けるな!!」

『フフッ いつか あなた達もわかるわ……』


“覇気”という力が―……。
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