長編(ブック)

□第七話
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朝ご飯を食べてゆっくり今まで起こったことを整理する一味。


ルフィ「本当に一皿とっていきやがってっ」

『約束だもの』

ナミ「アリアも結構食べるのね
  今までそんなに食べてなかったから
  かなりの小食なのかと」

『ん? あれそうだった?』

ルフィ「アリアもかなり食うぞ?
  おれと競えるくらいには」

ナミ「なっ!」

ゾロ「まじかっ」

『いざとなればね…
 でも普段からそんなに食べてないでしょっ!!』

ルフィ「いてっ! いざっていつだよ」

『さァ? いつかしらねェ』

ルフィ「コルボ山では食ってたろ!」

『食わなきゃ死ぬでしょ!』

ルフィ「虎一匹食ってたんだ」

ナミ「虎っ!?」

『ちゃんとルフィにも分けたでしょ!』

サンジ「野生児なアリアさんも素敵だっ!!」

ウソ「この姉弟まだわからんことがいっぱいだ…」


サンジ「しかし…はァ…惜しいことをしたが…
   まだ おれにも活躍の場は残ってるわけだ
  大丈夫!! 
  この眠れる騎士が目覚めたからには
  君の安全は保障する」

ウソ「は〜〜〜〜っ
  寝ててよかった〜〜〜〜っ」

サンジ「ナミさん ちょっとジェラシー?」

ナミ「べつに」

ウソ「まァ 
  だが 援護はおれに任せとけ!!
  ちまたじゃ手配書の3千万ベリーは
  おれの後頭部にかかってんじゃねェかって
  噂でもちきりだ」

ルフィ「雪 降らねーのかなー」

『珍しいからね 雪』

ゾロ「ふるわけねェだろ」

ルフィ「降るんだぞ
  お前寝てたから知らねェんだよ」

ゾロ「?」

『かなり爆睡してたから
 気が付かないのも無理ない…のかな?』

ルフィ「なァ!! 雪はまだ降らねェのかなー!!」


ルフィはウェンズデー改めビビに聞く。


ビビ「降らないこともないけど
   一本目のあの海は特別なのよ
   リヴァース・マウンテンから出る
   7本の磁力が全てを狂わせていたから
   ―――だからって気を抜かないことね 
   一本目の航海ほど荒れ狂うことはまれだけど
   普通の海よりもはるかに
   困難であることには違いない
   決して この海をナメないことこれが鉄則!!」


そんなことを聞きながら椅子やらパラソルやら準備を整えて―
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